Easter(イースター)は何も知らずにみるととても不思議!色卵?うさぎ?よりよく知るためにイースターがどのようなものなのか紹介します!

クリスマスやバレンタインデー、最近はハロウィンなど、日本も海外のイベントが取り入れられるようになってきました。イースターもそのひとつ。知っているようで知らない、イースターの由来やウサギや卵の意味を詳しくご紹介していきます。
それでは見ていきましょう。

 

イースターはキリスト教で最も重要な祭日

イースターは日本語訳では「復活祭」。イエス・キリストが復活した日を祝うイベントです。イエス・キリストは十字架に架けられて処刑されましたが、その3日後に復活したといわれています。その復活の記念のお祭りがイースターなのです。

クリスマスもイエス・キリストの誕生として知られていますが、そのクリスマスよりもキリスト教で重要な日であるとされています。

 

イースターはいつ?

イエス・キリストが復活したのが日曜日だったため、イースターは日曜日に祝われますが、厳密にいうと、カトリックやプロテスタントなどの西方教会とギリシャ正教などの東方教会では日付が変わってきます。

どちらも、イースターは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」という点では同じなのですが、西方教会はグレゴリオ暦、東方教会はユリウス暦を使っているため、日付が変わってきます。

私たちに馴染みがあるのは「西暦」として知られるカトリックやプロテスタントの西方教会のグレゴリオ暦です。

ちなみに、2022年のイースターは西方教会では4月17日、東方教会では4月24日になります。

次の5年間のイースターの日付はこちらの通りです。日付が微妙に変わってきていますね。

西方教会 東方教会
2019年 4月21日 4月28日
2020年 4月12日 4月19日
2021年 4月4日 5月2日
2022年 4月17日 4月24日
2023年 4月9日 4月16日

 

イースターですることとは?

イースターでもクリスマスのように家族でごちそうを食べて過ごします。そして忘れてはならないのがイースターならではの遊びです。

エッグハントやエッグロール、スプーンレースといった遊びがあり、カラフルにペイントされたイースターエッグを使います。

エッグハントは隠されたイースターエッグを探すというもの。卵の代わりに卵型をしたチョコレートや、おもちゃやお菓子の入ったプラスチックカプセルを使うこともあります。中にお菓子やおもちゃが入っていると、子どもたちの本気度が違います。

エッグロールはイースターエッグを転がしながらゴールまで運ぶゲーム。卵をまっすぐ転がすのはなかなか大変で、意外に盛り上がったりします。

スプーンレースはイースターエッグをスプーンの上に乗せ、落とさないように運ぶ競争。大人は小さいスプーン、子どもはおたまなどを使ってハンデをつければ、大人も子どもも楽しめる遊びです。

 

イースターに卵とうさぎが欠かせない理由

イースターに登場する卵とうさぎは「復活の象徴」、「繁栄の象徴」とされ、キリストの復活のお祭りには欠かせないものとなっています。

イースターで卵は「復活の象徴」とされています。卵は命の始まりを意味し、キリストは死という殻を破って復活したとも考えられています。5世紀ごろにはすでに卵が復活の象徴とされていたようです。

イースターに登場するイースターバニーはイースターエッグを運んでくるとされています。一年を通して出産を繰り返す多産のうさぎは、生命の「繁栄の象徴」とも考えられています。

春の野原をぴょんぴょんと跳ね回るうさぎは躍動感があり、復活のお祭りにもぴったりですよね。

また、イースターの前の夜にいたずらなうさぎがイースターエッグを隠してしまったことからエッグハントが生まれたという説もあるそうですよ。

 

イースターの由来や遊びなど、イースターについてご紹介しました。イースターはだんだんと日本にも定着しつつあるイベントです。イースターが近づいてきたら、卵にペイントしたりエッグハントを楽しんだりしてみるのもいいですね。外国の文化に触れられる良い機会になるはずです。

 

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