世界2番目に人気のクリケットは野球にも似ています

以前、某テレビ番組で「僕がもしジュニアを誕生させたとしたら、100%クリケットをやらせます。」と言っていた、陸上十種競技の元日本王者でタレントの武井壮さん。しかし、どれだけの日本人が、クリケットというスポーツを知っているでしょうか?ここでは、日本ではマイナーだけれども、世界ではファンが多い、クリケットについて説明しようと思います。

クリケットの歴史

クリケットの起源は、13世紀ごろ。羊飼いたちが日頃の労働の癒すためにはじめたスポーツだと言われています。16世紀にイギリス南部ではじめてプレーされ、18世紀末にはイギリスの国民的スポーツになるほど発展しました。現在でもインド・パキスタン・スリランカ・オーストラリア・ニュージーランドなどの英連邦諸国を中心に、100以上の国と地域でプレーされています。

 

どんなスポーツ?

ウィケット(3本の棒)を倒すのが目的であるクリケット

一言でいえば、野球のようなスポーツです。なぜなら、クリケットも攻撃側と守備側に分かれてプレーするからです。しかし、以下の点がクリケットの特徴になります。

 

・ ボールの重さは160g前後、外周は22.5cm前後で硬い。
・ バットの長さは96.5cm以下、幅は10.8cm以下。
・ フィールドの中央に長方形のピッチ。その両端に3本の棒(ウィケット)が立つ。
・ 1チームの人数は11人。(野球は9人。)2チームで対戦。
・ 守備側は、投球する投手と捕手。その他の9人は、野手としてピッチまわり360度を素手で守る。
・ 攻撃側は、打者が2人。アウトになるまで交互に打つ。
・ 1人の打者がボールを打ったあと、ピッチの上に2人の打者がそれぞれ反対側のウィケットまで走ると得点(ラン)になる。このとき、バットは持ったまま走る。
・ アウトは数パターンあるが、基本的に、投手が投げたボールが1本でもウィケットにあたればアウト。
・ 打者は、ウィケットを守るため、得点を得るためにもボールを打つ。
・ 打者は、360度どの角度に打っても良い。

 

いかがですか?野球は、クリケットから生まれたとさえ言われています。もし、日本がアメリカよりも、イギリスの影響力が強い国だったら、野球ではなく、クリケットのほうが盛んになっていたかもしれませんね?

 

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