英語面接の受け方~その3~

英語圏で仕事を得るために必要な英語面接。最終回は、面接の冒頭および結びで、よく質問される項目を紹介します。

Why did you leave your last job?(どうして前職を辞めたのですか?)

この質問は、転職面接であれば日本の会社でもよく聞かれますね。終身雇用という考え方がない外国人は、自身の能力の向上や昇給を求めて、本当によく転職します。ですから、「自身のスキルを活かせる場を求めているからです。(例1)」のように答えるとよいでしょう。あるいは、「契約を更新しなかったため。(例2)」のような事実を伝えても構いません。ただし、前職の不満や悪口になることは決して言わないように!

例:I had been with the organization(組織、団体) for five years and felt I had taken my role(役割を果たす) as far as (する限り)I could. For me to progress(前進) my career with new experiences(経験) I decided to move onto a new organization.

例:I left my last position because my contract (契約)ended.


ポイント:
⇒ 「take my role(自分の役目を果たす)」は、ビジネスシーンでよく使われる言い回しです。
⇒ 「as far as~(〜する限り)」で、範囲を表します。ちなみに、条件を表すのは、「as long as~(〜する限り)」です。e.g. As long as I live, I will look after you.(私が生きている限り、あなたの面倒をみるでしょう。)
⇒ 「to progress my career (自身のキャリアアップのために)」新しい経験を望んで志願を決めたことを伝えれば、たいへん好印象です。


Do you have questions for us?(なにか質問はありますか?)

面接の最後によく聞かれる質問です。会社について、あなたがどれだけ興味があるのかが問われています。会社研究は、ホームページなどを読んで念入りに!

例:I read your annual(年次の) report and see your company is doing very well in the market. What challenges do you see over the coming 5 years for you to remain competitive(競争力のある)?

例:How would you describe(について説明する、描写する) the culture of the team this position works in?


ポイント:
⇒ 「I read your annual report(年次のレポートを読ませていただいたのですが・・・)」のように、事前に準備してきていることをアピールします。
⇒ 「describe about(×)~(について説明する)」のaboutは不要。


いかがですか?会社研究の有無は、あなたの意欲の有無でもあります。事前に準備している姿勢は、面接官にプラスの印象として残りますし、あなた自身もリラックスできるでしょう。加えて、服装・髪型など、面接どきの身だしなみにも気をつけて。第一印象は、本当に大切ですから!


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