イギリスの王室と日本の皇室はどう違うの?

イギリスでは、ハリー(ヘンリー)王子とメーガン・マークルのロイヤルウェディングが話題になったばかり。イギリス王室は、今も大盛況ですね。エリザベス女王を筆頭にした王室が、現在のイギリスのシンボルだとすれば、今上天皇を筆頭にした皇室が、現在の日本のシンボルだということ。一体、どんな違いがあるのでしょうか?ここでは、イギリスの王室と日本の皇室の違いについて記したいと思います。

イギリスの王と日本の天皇、どちらが古い?

 イギリス(イングランド)王室の始まりは、1066年。ノルマン系フランス人ウィリアム1世からです。一方、日本の天皇の始まりは、紀元前660年。神武天皇からです。(諸説あり。)断然、日本の天皇のほうが古く、2600年以上続く日本の天皇家は、世界で最長だと言われています。

イギリスの王室と日本の皇室、どちらが厳しい?

・ 日本の皇室のほうが、制約に縛られていて厳しいです。例えば、皇位継続問題。日本の皇室は、一貫して男系による家系で皇位継承を行なっています。
(過去に、女性の天皇は何人もいます。しかし、女系の天皇はいません。)

・ イギリスの王室のほうが離婚・再婚が自由なイメージです。例えば、チャールズ皇太子は、1996年に亡きダイアナ妃と離婚。2005年にカミラ夫人と再婚しています。


イギリスの王室と日本の皇室の共通点

・ 現在は、国のシンボルとして活動しています。政治への関与はしない点が共通点です。

・ マスコミの標的である点が共通しています。例えば、イギリスでは、チャールズ皇太子と亡きダイアナ妃の別居生活や交際相手などを報道しました。1997年にフランスのパリでダイアナ妃が交通事故死したのも、追跡のマスコミの車をまこうとした結果だったと言われています。一方、日本でも、結婚の延期が発表された秋篠宮眞子様とその婚約者の裏事情を、マスコミが面白おかしく報じていますよね。


いかがでしたでしょうか?イギリスの王室よりも日本の皇室のほうが、ちょっと保守的なのは、日本人の国民性も関係しているのでしょうね。日本の天皇家が、世界で最長である所以はここにあると言えます。


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