英語面接の受け方~その1~

英語圏で仕事をしたいあなた!履歴書を送って面接の連絡を受けたら、その時点で第一関門はクリアです!外国語である英語での面接は、緊張することでしょう。けれども、緊張するのはネイティブスピーカーだって同じです。面接官が、どんな質問をしてくるのかを事前に知って、ちゃんと準備しておけば、緊張は軽減できるものなのです。これから3回にわたって、英語面接でよく聞かれる質問を紹介したいと思います。

Tell me about yourself.(自己紹介をしてください。)

これは、最初によくされる質問です。志願者も自身のことを語ればいいわけですから緊張がほぐれます。しかし、なんでもかんでも語ればいいわけではありません。面接官の意図をよく考えてみましょう。面接官は、あなたの何を知りたいのでしょうか?ここでは、あなたがどのようなスキル・経験・業績などがあって、志願する会社でどう活かせるかをアピールするべきです。ですから、あなたの出身地や出身校の話は手短に。

例:Well, I studied engineering(工学)at Tokyo University and was very passionate about developing(開発)new light-weight battery technology(軽量電池技術). I want to continue my research (研究)and I think my knowledge and experience will be very useful to your EV (Electric Vehicle) automobile (電気自動車)division.


ポイント:
⇒ 「was very passionate about(~に対してとても情熱的だった)」を入れることによって、履歴書には書かれないような情報を伝えることができます。
⇒ 「I want to continue(~を続けたい)」で自分の情熱と原動力や動機をつなげており、入社後も熱心に仕事に取り組むイメージを持たせます。


類似の質問:Why should we hire you?(私たちがあなたを雇うべき理由は?)

What are your strengths?(あなたの長所はなんですか?)

この質問もたいへん頻度が高いです。あなたはたくさんの長所を持っているでしょうが、それを全部並べてもあまり説得力がありません。それよりも、自分の長所が会社にとって、どうプラスに働くかを考えて話しましょう。過去の実例をあげて話すのもよいですね。

例:I am great at time management. Even when I have many projects, I always finish according to schedule(スケジュール通りに).


ポイント:
⇒ 「Even when~」を入れることによって長所を言うだけではなく、実際どのようにそれを仕事で生かしているかの事例で現実味を持たせる。


What are your weaknesses?(あなたの短所はなんですか?

長所同様に、短所もセットで聞かれることが多いです。短所を言う時、嘘はいけませんが少し注意が必要です。なぜなら短所を赤裸々に話した結果、その会社に適さない人物だと思われる可能性があるからです。言葉を選んで、できれば表裏一体になる短所を話してください。

例:My greatest weakness is that I am so enthusiastic(積極的)that I try to do many things at the same time. I am learning to manage my time better and prioritize(優先する)important tasks(作業).


ポイント:
⇒ 「I am so enthusiastic that(私が積極的であるため)」を入れることによって弱みと一緒に強みを伝えることができます。いろんな作業に手を出してしまうのもよくないかもしれませんが、逆に「積極性がある」と受け取れます。
⇒ 「I am learning to manage my time better」などを入れることによって弱みを改善していると伝えるのも大事です。


 いかがですか?質問は、いたってシンプルな英語です。しかし、面接官はこれらの質問から、あなたの本質を知ろうとしているのですね。次回も、引き続き頻度の高い質問を紹介します。お楽しみに。


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