気を付けよう、和製英語!~仕事編~

 日本には、英語の単語を組み合わせた和製英語が溢れています。中には、英語らしく聞こえる語もあって、どの言葉が和製英語なのか迷うくらいです!しかし、たいていはネイティブスピーカーにとって謎な英語。ここでは「仕事」に関する和製英語を3つ選び、ネイティブスピーカーに理解してもらえる英語表現に訳したいと思います。

サラリーマン

 英語のsalary(給料)+man(人)で「サラリーマン」。いかにも英語らしい和製英語の典型ですね。日本では「父は、サラリーマンです。」といえば、「会社勤めをしている人」すべてを指し、具体的な仕事を言いません。しかし、欧米では「会社で〇〇に従事している人」のように、仕事内容までを具体的に言うため、このような和製英語ができたのかもしれませんね。

「父は、サラリーマンです。」

My father works in an office.(◯)

My father is in a salaryman.(×)

OL(オフィスレディー)

 同様に、office(オフィス)+lady( レディー)も和製英語です。また、lady( レディー)は、男女の区別をつける用語ですから英訳には注意が必要です。

「私は、OLをしています。」

I am now working in an office. (◯)

I am an office lady. (×)

アルバイト

 「アルバイト」は、和製英語というよりはドイツ語からきた外来語です。日本人の感覚では、アルバイトは、part-time(非常勤)のイメージでしょう。もし、毎日3時間だけ働いているのなら、

「私は、お店でアルバイトをしています。」

I am working part -time at a shop.

となります。

しかし毎週月曜日は、正社員と同じ7時間働いているという場合は、

「私は、月曜日に、お店でアルバイトをしています。」

I work at a shop on Mondays.

part-timeを使わずに言うのが一般的です。


いかがでしたでしょうか?まずは和製英語であることを知った上で、英語に言い換えるといいと思いますよ。


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