今、外来の食べ物って本当に多いですよね。だから、カタカナで表記された食べ物はなんでも英語だと思って、ネイティヴスピーカーに言ったら通じなかったという経験はありませんか?ここでは、そんな和製英語化した代表的な食べ物3つの英語表現を紹介したいと思います
パクチー
独特の匂いが特徴のパクチーは、アジア料理には欠かせない食材のひとつ。好き派と嫌い派がはっきり分かれるため、レストランなどでも、パクチーの有無を確認するシチュエーションがあるかもしれません。しかし、パクチーとはタイ語が由来の名前。英語ではコリアンダー(coriander)と言わなければ、英語圏では伝わりません。
「パクチーなしでお願いします。」Please leave out the coriander.
フライド・ポテト
フライド・ポテトは和製英語の典型です。アメリカでは、French-fries、イギリスでは、Chipsと言わなければ伝わりません。余談ですが、英語のfryは、フライパンに薄く油を引いて料理する料理法、すなわち油炒めを指します。よって、フライド・ポテトは、ポテトの油炒めというより、ポテトの揚げものですから、deep-fryと言った方がしっくりきます。
「フライド・ポテト食べますか?」
Would you like to eat French-fries?
パン
日本語では、「コメ」と「ごはん」を区別しますよね。例えば、「今日、朝食はごはんだった。」とは言っても「今日、朝食はコメだった。」とは言いません。英語圏の「パン」の場合でも、このような区別があるのです。「パン」は、ポルトガル語が語源の外来語です。英語では、bread。しかし、トースターで焼いたパンの場合は、toastと言って区別します。
「今日、朝食はパンだった。」Today, I had toast for breakfast.
いかがでしたでしょうか?食べ物の話題は、ごく日常に出て来ますので、正しい英語表現を知っておくとたいへん役に立ちますよ。
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